WEBで宿を予約する方も多いと思います。
24時間いつでも予約ができ、来店の必要がないWEB予約サービスは手軽で便利ですよね。
ところで、皆さんは予約の時、備考欄を活用していますか?

備考欄?いつも空欄だよ?
備考欄って何かあるの?
と思った方は必見です。
今回は、この記事をご覧の方だけにプロ直伝の技をお伝えします。
プロだからこそ知っている旅行のテクニックが盛りだくさん!
これを読めば、宿に伝えるべき備考欄活用テクニックを知ることができます。あなたの旅が一層素敵なものになること間違いなし!あなたの「行きたい!」を応援します。ぜひ、最後までご覧ください。


この記事を書いた人


- 元大手旅行会社で勤務していた旅好き30代主婦
- 夫と小学生の息子2人と暮らす4人家族
- 元プロならではの視点で、お得な旅情報を発信中
- 温泉・グルメ・アクティビティ・テーマパーク・景勝地などが大好き
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そもそも備考欄って?
備考欄とは、予約サイトにある宿に伝えるメッセージのことです。
予約サイトの後半にあることがほとんど。
たとえば、楽天トラベルならこちらにあります。


じゃらんならこちら。


JTBや一休などそれぞれのサイトにあります。
宿泊施設は予約情報を確認しながら、どのお客さまにどのお部屋を通すかを考えています。
基本情報だけでは伝えきれない情報を備考欄に記入しましょう。
予約テクニック|備考欄で伝えるべき項目① 添い寝の情報


ファミリー旅行で使えるテクニックとは、備考欄で子どもの年齢を事前に伝えておくことです。
チェックインがスムーズにでき、時間短縮できます。
乳児、幼児の子どもはもちろん、中には小学生も添い寝OKなホテルまで。
子連れ旅行には欠かせない添い寝プランも備考欄を上手に活用しましょう。
たとえば、備考欄には
「添い寝幼児2名。3歳と1歳がいます。」
と記入します。何も要望がなければこれでOK。簡単ですね。



貴重な旅行の時間を確保できる予約のテクニックだね!
ワンポイントアドバイス |小さい子を連れての旅行におすすめテクニック!
旅館にある、素敵な「掛け軸」や「生花」「床の間の飾り」…
子どもが触ってしまいそうでヒヤヒヤした経験はありませんか?
一晩過ごすことを考えると落ち着きませんよね。
そんな時は、事前に「必要ない」と伝えてしまうのもアリです。



私も子どもが小さい時に使っていたテクニックです!


備考欄にはこのように書きます。
「小さい子どもがいます。床の間の飾りは事前に撤去できればお願いします。」
(実年齢を入れてもOK)
多少、殺風景になっても、弁償するリスクを考えれば試してみる価値アリ。
親子で羽根を伸ばしてのびのびと過ごせますよ。
ある宿では機転を利かせて、茶器やポットも上に置いてくれました。
親としては大変ありがたかったです。
予約テクニック|備考欄で伝えるべき項目② アレルギー・偏食の情報
「アレルギー持ち」「偏食」など子どもの食に関する悩みも、備考欄で事前に伝えておくことをおすすめします。
宿にもよりますが、対応してくれるところも多いですよ。
予約テクニック|備考欄で伝えるべき項目③ 部屋の要望
次は、ホテルで使えるテクニックです。
ベッドをくっつける|ハリウッドツイン
ツインの部屋ではベッドが離ればなれ。
子どもが落ちないか心配…とお悩みの方に使えるテクニックです。
私もよく使うワザです。



おすすめのテクニックは、ツインのベッドをくっつけてもらうこと!


ハリウッドツインのようにベッドを移動してもらえるってご存知でしたか?
ハリウッドツインとは、ベッド2台を隙間なく並べること。
中には、ナイトテーブルが固定されていて、移動できない宿もありますが、添い寝ファミリーであれば、交渉の価値アリです。
禁煙ルーム
「禁煙ルームが埋まっていた…」「そもそも禁煙ルームが選べない」そんな時も、備考欄を活用しましょう。


予約テクニック|備考欄で伝えるべき項目④ 部屋の希望


ホテルでも旅館でも、あなたの希望があるなら備考欄で伝えてみましょう。
希望は叶うとは限りませんが、宿も配慮した部屋を用意してくれるかもしれません。
隣室・同フロア
同一グループで部屋を分けて旅行に行くことありますよね?
たとえば、おじいちゃん、おばあちゃんとの3世代旅行や卒業旅行、サークルの合宿、グループ旅行、同窓会、結婚式の参列など。
その時に使えるテクニックは、同一グループであることを伝えておくことです。
たいていは、宿も配慮してくれますが、念を押して伝えておくと隣室、あるいは同一フロアで案内される可能性が上がります。
ワンポイントアドバイス|食事は一緒に


旅館の場合、「部屋は違っても、食事は一緒にしたい」場合もありますよね。
その時に使えるテクニックです。備考欄で伝えましょう。
食事会場を手配してもらえるかもしれません。
部屋食の場合も可能かどうか一度、相談してみることをおすすめします。
個室食事処を用意してくれるかもしれません。
備考欄にはこのように記入します。
「代表者Aと代表者Bは同一グループです。食事は一緒にしたいです。」



プランによって、食事内容が変わる場合があります。一緒に食事をしたい時は、同じプランで予約するといいですよ!
意外と知られていないのですが、異なるサイトでも同一プランで予約が可能です。
部屋や食事の条件をよく確認し、予約をしましょう。不安なら、電話で確認しても◎。
エレベーターホールの近く


足が弱い高齢の方との旅行に使えるテクニックです。
私の実体験ですが、80代の祖母との旅行の際、備考欄に記入することでエレベーターホールから一番近いお部屋にしてくれました。
足腰が弱っていた祖母は大変喜んでいて、「伝えてよかった」という経験があります。ぜひ、活用してみてください。



「80代の高齢者がいます。できれば、エレベーター付近のお部屋希望です。」と記入すればいいってことだね!
角部屋
女子会やグループで盛り上がって夜中までおしゃべりを楽しみたい!
そんな人におすすめのテクニックです。
角部屋をリクエストしてみましょう。
宿の構造上、希望が叶わないかもしれませんが、希望として伝えるリクエストは試してみる価値アリです。



私も、女子会で角部屋をリクエストした経験があります。たまたま平日だったこともあり、角部屋でさらに向かい、隣が空室という神手配だったことがあります!おかげでおしゃべりが弾みましたよ。
とはいえ、盛り上がりすぎるのも要注意です。ほどほどにしましょうね。
予約テクニック|備考欄で伝えるべき項目⑤ 記念日・誕生日の情報
お誕生日や結婚記念日、プロポーズなどの記念日に旅行する人に使えるテクニックです。
備考欄を活用して、素敵な旅行にしましょう!
サプライズのお手伝いのお願い


パートナーにサプライズを考えている人におすすめのワザです。たとえば、
- ケーキを事前に頼んでおいて、食後に出してもらいたい
- 日付が変わる瞬間に、持ち込んでいた花束を持ってきてほしい
など宿にサプライズの協力をお願いできます。
ホスピタリティ溢れる旅館やホテルなら、さまざまなサプライズに協力してくれるはずです。
予約テクニック|備考欄を活用する上でのコツ・注意点
ここまで読んできたあなたはもう、備考欄活用のマスターです!
最後に、予約時の備考欄を使う上でのコツや注意点をお伝えします。



私もよく使うコツを伝授します!
① 予約を取る前に電話で、可能かどうかを聞く
② OKであれば、担当者のお名前を聞く
③ 備考欄では要望と「MS(女性)/MR(男性)〇〇さんOK確約済み」と入力する
「言った、言わない」を避けるためのテクニックです。
よかったら使ってみてください。
もし、確約をもらえなかった場合は、
「(要望の内容)リクエストお願いします。現地回答了承済み。」と入力します。
注意点
備考欄は希望を伝える手段であることを忘れずに。希望が叶ったら「ありがとう」
あくまでも、備考欄はこちらの希望を伝える手段です。
「やってもらって当たり前」「希望したのに用意できていないじゃないか」というのは筋違いです。
宿にも事情があります。
全てのお客様に楽しんでいってもらいたいという理想があります。
もし、あなたの要望が通ったのなら、それは宿の優しさです。
「希望をきいてくれてありがとう」と感謝の気持ちを忘れずに利用したいですね。
備考欄を使いこなした予約テクニックで充実した旅に
今回は、旅行をさらに素敵なものにするプロ直伝の予約テクニックをお伝えしました。
大手旅行会社での勤務経験がある私が実際に活用しているワザです。
ぜひ、みなさんも試してみてください。
備考欄を使いこなせば、さらに一層あなた好みの旅行になること間違いなし。
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