Webで宿を予約する人も多いと思います。
24時間いつでも予約ができ、来店の必要がないWeb予約サービスは手軽で便利ですよね。
ところで、皆さんは予約の時、備考欄を活用していますか?
備考欄?いつも空欄だよ?
備考欄って何かあるの?
と思った人は実は、損をしているかもしれません。
今回は、この記事をご覧の人だけにプロ直伝の旅行のテクニックをお伝えします。
プロだからこそ知っている旅行のワザが盛りだくさん!
これを読んで、宿に伝えるべき備考欄活用テクニックを使いこなしてくださいね♪
あなたの旅が一層素敵なものになること間違いなし!
あなたの「行きたい!」を応援します。ぜひ、最後までご覧ください。
この記事を書いた人
- 元大手旅行会社で勤務していた旅好き40代主婦
- 夫と中学生・小学生の息子2人と暮らす4人家族
- 元プロならではの視点で、お得な旅情報を発信中
- 温泉・グルメ・アクティビティ・テーマパーク・景勝地などが大好き
- あなたの旅行のプランニングお手伝いを無料で承っています。相談は以下のボタンからどうぞ!
そもそも備考欄って?
備考欄とは、予約サイトにある宿に伝えるメッセージのことです。
予約サイトの後半にあることがほとんど。
たとえば、楽天トラベルは、こちらにあります。
じゃらんnetならこちら。
JTBや一休などそれぞれのサイトにあります。
宿泊施設は予約情報を確認しながら、どのお客さまにどのお部屋を通すかを考えています。
基本情報だけでは伝えきれない情報を備考欄に記入しましょう。
予約テクニック|備考欄で伝えるべき項目① 添い寝の情報
ファミリー旅行で使えるテクニックとは、備考欄で子どもの年齢を事前に伝えておくことです。
チェックインがスムーズにでき、時間短縮できます。
乳児、幼児の子どもはもちろん、中には小学生も添い寝OKなホテルも。
子連れ旅行には欠かせない添い寝プランは、備考欄を上手に活用しましょう。
添い寝の備考欄 記入例
添い寝幼児2名。3歳と1歳がいます。
何も要望がなければこれでOK。
簡単ですね。
続いて、応用編です。
貴重な旅行の時間を確保できる予約のテクニックだね
面倒なチェックインの時短になるでしょ?
疲れているときは、すぐに部屋で休みたいから使ってみてね〜
ワンポイントアドバイス |小さい子を連れての旅行におすすめテクニック!
旅館にある、素敵な「掛け軸」や「生花」「床の間の飾り」……。
子どもが触ってしまいそうでヒヤヒヤした経験はありませんか?
一晩過ごすことを考えると落ち着きませんよね。
そんなときは、事前に「必要ない」と伝えてしまいましょう。
撤去してもらえるなんて知らなかった……
私も子どもが小さいときに使っていたテクニックだよ
備考欄にはこのように書きます。
「小さい子どもがいます。床の間の飾りは事前に撤去できればお願いします。」
(実年齢を入れてもOK)
多少、殺風景になっても、弁償するリスクを考えれば、試してみる価値あり。
親子で羽根を伸ばしてのびのびと過ごせますよ。
ある宿では機転を利かせて、茶器やポットも上に置いてくれました。
細かい配慮が子連れに優しく、大変ありがたかったです
予約テクニック|備考欄で伝えるべき項目② アレルギー・偏食の情報
「アレルギーの情報」「偏食」など子どもの食に関する悩みも、備考欄で事前に伝えておくことをおすすめします。
宿にもよりますが、対応してくれるところも多いですよ。
予約テクニック|備考欄で伝えるべき項目③ 部屋の要望
次は、ホテルで使えるテクニックです。
ベッドをくっつける|ハリウッドツイン
ツインの部屋ではベッドが離ればなれ。
子どもが落ちないか心配……とお悩みの人に使えるテクニックです。
私もよく使うワザです。
おすすめのテクニックは、ツインのベッドをくっつけてもらうこと!
ハリウッドツインのようにベッドを移動してもらえるってご存知でしたか?
ハリウッドツインとは
横並びのベッド2台をすきまなく並べること
場合によっては、ナイトテーブルが固定されていて、移動できない宿もあります。
対応してくれるところも多いので、備考欄で伝えてみましょう。添い寝ファミリーやカップルにも使えるテクニックです
禁煙ルーム
「禁煙ルームが埋まっていた……」
「そもそも禁煙ルームが選べない」
そんな時も、備考欄が大活躍しますよ
予約テクニック|備考欄で伝えるべき項目④ 部屋の希望
ホテルでも旅館でも、あなたの希望があるなら備考欄で伝えてみましょう。
希望は叶うとは限りませんが、宿も配慮した部屋を用意してくれるかもしれません。
隣室・同フロア
同一グループで部屋を分けて旅行に行くことありますよね?
たとえば、おじいちゃん、おばあちゃんとの3世代旅行や卒業旅行、サークルの合宿、グループ旅行、同窓会、結婚式の参列など。
そのときに使えるテクニックは、同一グループであることを伝えておくことです。
たいていは、宿も配慮してくれますが、念を押して伝えておくと隣室、あるいは同一フロアで案内される可能性が上がります。
ワンポイントアドバイス|食事は一緒に
旅館の場合、「部屋は違っても、食事は一緒にしたい」場合もありますよね。
その時に使えるテクニックです。備考欄で伝えましょう。
食事会場を手配してもらえるかもしれません。
でも、部屋食のプランだとバラバラになっちゃうよね
部屋食の場合も可能かどうか一度、相談してみよう
個室食事処を用意してくれるなど、柔軟に対応してくれる旅館もあるよ
備考欄にはこのように記入します。
「代表者Aと代表者Bは同一グループです。食事は一緒にしたいです。」
プランによって、食事内容が変わる場合があります。
一緒に食事をしたいときは、同じプランで予約するのがおすすめ
意外と知られていないのですが、異なるサイトでも同一プランで予約が可能です。
部屋や食事の条件をよく確認し、予約をしましょう。
不安なら、電話で確認しても◎。
エレベーターホールの近く
同行者に高齢の人がいる旅行に使えるテクニックです。
私の実体験ですが、80代の祖母との旅行の際、備考欄に記入することでエレベーターホールから一番近いお部屋にしてくれました。
「80代の高齢者がいます。できれば、エレベーター付近のお部屋希望です。」
足腰が弱っていた祖母は大変喜んで、「伝えてよかった」という経験があります。
ぜひ、活用してみてください。
角部屋
女子会やグループで盛り上がって夜中までおしゃべりを楽しみたい!
そんな人におすすめのテクニックです。
角部屋をリクエストしてみましょう
宿の構造上、希望が叶わないかもしれませんが、希望として伝えるリクエストは試してみる価値アリ!
私も、女子会で角部屋をリクエストした経験があります。
たまたま平日で、角部屋にしてもらえました。
さらに向かい、隣が空室という神手配だったのには驚きました!おかげでおしゃべりが弾みましたよ。
とはいえ、盛り上がりすぎるのも要注意です。
ほどほどにしましょうね。
予約テクニック|備考欄で伝えるべき項目⑤ 記念日・誕生日の情報
お誕生日や結婚記念日、プロポーズなどの記念日に旅行する人に使えるテクニックです。
備考欄を活用して、素敵な旅行にしましょう!
サプライズのお手伝いのお願い
パートナーにサプライズを考えている人におすすめのワザです。
たとえば……
・ケーキを事前に頼んでおいて、食後に出してもらいたい
・日付が変わる瞬間に、持ち込んでいた花束を持ってきてほしい
・チェックイン前に装飾をさせてほしい
など
宿にサプライズの協力をお願いできます。
ホスピタリティあふれる旅館やホテルなら、さまざまなサプライズに協力してくれるはずです。
予約テクニック|備考欄を活用する上でのコツ・注意点
ここまで読んできたあなたはもう、備考欄活用のマスターです!
最後に、予約時の備考欄を使う上でのコツや注意点をお伝えします。
私もよく使うコツを伝授します!
① 予約を取る前に電話で、可能かどうかを聞く
② OKであれば、担当者のお名前を聞く
③ 備考欄では要望と「MS(女性)/MR(男性)〇〇さんOK確約済み」と入力する
「言った、言わない」を避けるためのテクニックです。
よかったら使ってみてください。
もし、確約をもらえなかった場合は、
「(要望の内容)リクエストお願いします。現地回答了承済み。」と入力します。
注意点
備考欄は希望を伝える手段であることを忘れずに
希望が叶ったら「ありがとう」
あくまでも、備考欄はこちらの希望を伝える手段です。
「やってもらって当たり前」「希望したのに用意できていないじゃないか」というのは筋違いです。
宿にも事情があります。
全てのお客様に楽しんでいってもらいたいという理想があります。
もし、あなたの要望が通ったのなら、それは宿の優しさです。
「希望をきいてくれてありがとう」と感謝の気持ちを忘れずに利用したいですね。
備考欄を使いこなした予約テクニックで充実した旅に
今回は、旅行をさらに素敵なものにするプロ直伝の予約テクニックをお伝えしました。
大手旅行会社での勤務経験がある私が実際に活用しているワザです。
ぜひ、みなさんも試してみてください。
備考欄を使いこなせば、さらに一層あなた好みの旅行になること間違いなし。
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