山梨県八ヶ岳にある高原リゾート「BUB RESORT Yatsugatake(バブ リゾート ヤツガタケ)」。
子どもの探究心を引き出す豊富な「体験」が魅力的な施設です。
年間200種類以上のアクティビティを運営するクルーとは一体どのような人なのでしょうか?
今回は、「BUB RESORT Yatsugatake」の人気クルーであるアンディさんに独自インタビューを行いました。
クルーから見た「BUB RESORT」の魅力やどのような想いでお客様と接しているかなどに迫ります。
「BUB RESORT Yatsugatake」を密着取材しました。
この記事を書いた人
- 元大手旅行会社で勤務していた旅好き40代主婦
- 夫と中学生・小学生の息子2人と暮らす4人家族
- 元プロならではの視点で、お得な旅情報を発信中
- 温泉・グルメ・アクティビティ・テーマパーク・景勝地などが大好き
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アンディさんのプロフィール
BUBクルー名:アンディさん
2023年4月 株式会社BUBに入社
現在、ジュニアマネージャーを務める
神奈川県 厚木市出身
株式会社BUB入社前は、学童保育(放課後児童クラブ)のスタッフとして勤務経験あり
学生時代には自然教育を専攻
八ヶ岳の自然の魅力を発信するアクティビティを得意とする
趣味:サッカー、カメラ、自然体験活動など
支配人、シーナさんのインタビュー記事はこちら
クルーが教える!「BUB RESORT Yatsugatake」ここがすごい
ーー 本日はよろしくお願いします。「BUB RESORT」の魅力にフォーカスして、お話を伺いたいと思います。
「BUB RESORT Yatsugatake」クルーのアンディです。よろしくお願いします。
ーー それでは早速ですが、クルーさんから見て、「BUB RESORT Yatsugatake」の魅力とはズバリ何でしょうか?
一番の長所は、クルーです。
たくさんあるホテル業界のなかで、自分たちにしかない長所は何だろうって考えたとき、「人」であるクルーだと思いました。
ーー 確かに、クルーさんは魅力的な人が多いですね。私もすぐにファンになりました!
ありがとうございます(笑)
クルーたちは、本気で子どもたちを笑顔にしたいと考えています。
ご家族様のご旅行の目的に寄り添い、ご旅行に合った価値をお届けするのが願いです。
そのためお手間をかけますが、事前にコミュニケーションシートを書いていただいています。
ーー チェックインの前に記入した書類のことですね?
そうです。
お子さんの年齢や好きなあそび・性格や好きなことなどを教えていただいています。
お子さんと仲良くなりたいので、たくさん声をかけさせてもらいます!
ーー 人見知りのわが家の息子たちも、すぐにクルーさんと打ち解けていてびっくりしました!多くのお客様と接しているのに、個々に対応してくださるのはありがたいなと感じます。
情報の共有を徹底しています。
1度来ていただいたお客様は全て記録しています。
どのようなことを経験し、旅の目的にしていたか、どのようなことに興味をもたれていたか、などですね。
ーー すさまじく膨大な量ですよね……。
常に、ご家族様の願いを叶えてあげたいという想いがあるので。
2回目以降もご旅行を通して、楽しい体験をしてほしいと思っています。
ーー それは素晴らしいですね。実際リピーターさんは多いのですか?
そうですね。「BUB RESORT」はリピート率が高いと思います。
クルーの◯◯に会いにきたという理由でリピートしてくれるお客様が多いかもしれません。
あとは、アクティビティが変わる節目ごとに来てくださるお客様もいますよ。
1年に4〜5回とか。
ーー なるほど、1度体験してみるとハマるのも納得です。
なかには、「将来、クルーになりたい」と言ってくれるお子さんもいました。
ーー すごい!最高のほめ言葉ですね。
やりたいことが無数にあるなかで、夢と言ってくれる子どもたちの存在は、仕事で得た宝物です。
「また会おうね」とか「一緒に働こうね 」などと声がけができるのは、この仕事をしているからこそのやりがいです。
ーー 「人」であるクルーさんが最大の魅力であることがわかりました。次は、アクティビティについて教えてください。力を入れているアクティビティは何ですか?
おすすめのアクティビティは2つあります。
※「あおぞらスキー体験」と「苔テラリウム」です。
※ 冬限定のアクティビティ。現在は終了しています。
スキー体験のおすすめポイントは、仲良くなったクルーがそのままスキーを教えてくれる ところです。
とくに、初めてスキーに挑戦する子どもにとって魅力的なのではと思います。
新しい環境で知らない人に教えてもらうのと、最初に仲良くなったクルーに教えてもらうのでは、心の開き方が変わります。
よい意味で肩の力を抜いて、リラックスしながら取り組めると思いますよ。
今年は、「BUB RESORT」も新しい挑戦なので、スキー場のインストラクターさんと共同で行っているのですが、来年以降はクルーだけで実施してきたいですね。
ーー イントラクターさんと共同でというのは何か理由があるのですか?
クルーも勉強をしているからです。
初めての挑戦ということで、インストラクターさんから学んでいます。
2年目からは熟練したクルーが後輩に伝えていき、自分たちでやっていきたいと思います。
ーー なるほど。もうひとつの「苔テラリウム」とは?
八ヶ岳の森は苔の名産地でもあります。
八ヶ岳の自然を体感できるという観点からおすすめのアクティビティです。
子どもはもちろんですが、大人も集中して楽しめると思います。
ーー 私も先ほど体験させていただいたのですが、確かに時間を忘れて没頭していました。
子育て中の親御さんだとお子さんから離れて集中する機会は、あまり多くないと思います。
八ヶ岳の自然を感じながら、作品づくりに熱中してもらいたいので、おすすめですね。
ーー ありがとうございます。アクティビティを運営するうえで、大事にしていることはありますか?
季節とその地域の魅力を発信するようにしています。
たとえば、山梨県だと武田信玄という歴史的な要素やフルーツ王国などの要素があります。大人向けのアクティビティにはワインを楽しんでいだたけるものも取り揃えていますよ。
千葉県は、千葉ならではの食材・自然・歴史など県の魅力をたっぷり取り入れた体験を実施しています。
地域特有の魅力にフォーカスしている点が大事にしているポイントです。
山梨では「スキー」、千葉では「サーフィン」など季節感のある体験にも取り組んでいます。
新たに茨城県にオープンするので、そちらも楽しみにしていただけたらと思います。
ーー 「BUB RESORT」の3拠点目は茨城県にオープンするのですね?
そうですね。
新しい「BUB RESORT」でも、茨城県らしさをどんどん発信していきたいです!
ーー ますます進化する「BUB RESORT」さんに注目ですね!
「体験」にあふれた宿泊レビューはこちら
こんなとき、どうするの?気になることをズバリ本音トーク
ーー 次は、アクティビティを運営するなかでのトラブルについて伺います。
「BUB RESORT」さんでは、子どもも新しいことに挑戦する機会があり、慣れない環境だと親目線ではケガが少し心配なのですが……。
実際に、お子さんがケガをしてしまったことはありますか?
「BUB RESORT Yatsugatake」では、ケガはあまりありません。
クルーがしっかりついているので、安心していただいて大丈夫です。
ただ、100%安全かと言われると難しいかもしれません。
クルーも危機管理をしています。
事前に安全で楽しく過ごすために、入念にミーティングを行っています。
ーー 万が一、ケガをしてしまったら病院は周辺にありますか?
20分ほどの距離に病院があります。
ケガをしてしまった際の対応フローも決まっているので、有事のときはクルーが迅速に行動します。
ーー ミーティングについてくわしく教えていただけますか?
毎日、みなさんがお休みになられている間に実施しています。
よかったところ、悪かったところなどを含めて、泣いている子がいたときの声がけ、対応できていたかなど細かい部分もクルー同士で共有しています。
反省やフィードバックをしっかりと行うことで、子どもたちに「ノー」を言わずに楽しんでもらえる環境づくりができます。
ーー これほどまでに「楽しい」が詰まっているのは、クルーのみなさんが陰で努力されているからなのですね。
ーー それでは、トラブルに関してもうひとつ、お伺いします。
白熱して子ども同士のケンカが起こることはありますか?また、その場合はどのように対応していますか?
まず、ケンカはあまり多くありません。
「そもそもケンカが起こらないように」を意識しています。
それが一番大切だと思います。
ただ、言葉遣いやほんの少しの行動でイヤだと思う友だちもいるので、間違っていることに関してはきちんと声がけをします。
たとえば、トランポリンは楽しいのですが、ぶつかってしまうおそれがあります。
ぶつかったときに、きちんと謝れば大丈夫です。
ーー なるほど。子どもは、自分のイヤだという気持ちを相手にわかってもらいたいのですね。
謝り方を教えてあげるのが大切だと思います。
子どもの心に寄り添って「イヤだ」と思わないようにサポートすることを自分は意識しています。
子どもの心に向き合っていけばいいと思いますよ。これは、自分の考えなのですが。
ーー 子どもの目線に立って、気持ちを尊重するのが大切ですね。わが家も兄弟ゲンカの際に実践してみます。
クルーなら子どもをこう育てる!今すぐ使える子育てテク
ーー わが家の息子たちもアンディさんとお話をしていると、ワクワクしている様子が伝わってきます。子どもと仲良くなるコツはありますか?
仲良くなるには、共通点探しが大切です。
事前準備として、子どもたちが好きそうなことをチェックしています。
アニメ、ゲーム、テレビ番組、キャラクターなど……。
だいたい、知っていますよ。
ーー すごい!勉強熱心ですね!
あとは「その子にあった寄り添い方をする」と「ノーを言わない」を実践しています。
アンケートシートに「人見知り」とあれば、徐々に心の距離を縮めるなどの工夫をしています。
また、「宇宙に行きたい」と言われたら、
「じゃあ、宇宙にいくジャンプするから見てて」とジャンプをします。
「もっと高く飛ぶにはどうしよう?」「トランポリンを使ってみる」とかアイデアは自由ですよ。
「エイリアンを探しに行きたい」と言われたら、「どこならいそう?」「森行ってみる?」とか。
柔軟な発想でユニークにすると、子どもは笑顔になるので、自分は意識しています。
ーー すごいです。惹きつけられますね。
もし、できないのであれば代替案は必ず出します。
違う形でも叶えてあげたい。
簡単に言うと、何でも叶えてあげたいのです。
できるなら、全部やってあげたい。しかし、実際にはできないこともあります。ただ、言ってくれたことはできるだけ実現できるようにという気持ちで働いています。
ーー ホスピタリティが高いですね。子どもたちがアンディさんを大好きな理由がわかりました。
イヤイヤ期や反抗期で悩んでいるお父さん、お母さんも多いと思います。アンディさんから、子育て世帯に向けてアドバイスがあれば教えてください。
ときには「全部イヤ」ということもあると思います。
そのようなときは、いったん気持ちを受け止めて全部出してあげるのが大事だと思います。
ーー 子どもの気持ちを受け止めるのは、大事なことですね。アンディさんは、どのような子育てをしたいなどの理想はありますか?
小さいうちから、さまざまな経験をさせてあげたいですね。
たくさん体験をして、いろいろな人とふれあうことで、感情が豊かになると思います。
大人になってから初めて体験すると、深く傷ついたり、大きなケガにつながったりします。
子どものうちから「マンホールの上で雨の日に走ると滑る」とか「廊下で走っていると出会い頭でぶつかる」とか「全速力で走って転ぶと痛い」とかを経験して学ぶとよいと思います。
経験することで初めてわかることもありますから。
ーー まさしく「体験」が大切なのですね。
「BUB RESORT」は、そのような場でありたいと考えています。
「BUB RESORT」には、新しいお友だちがいます。お兄さん、お姉さんであるクルーがいます。
お父さん、お母さんにとっても、お子さんの新しい一面を発見できる場所です。
普段、学校や保育園での様子をみる機会はあまりないと思うので、お子さんの人との関わり方を見られるよい機会になるのではないでしょうか。
ーー 確かに。子どもの社会性を見る機会は限られています。学習参観では、普段の様子とは少し異なりますよね。
「意外とうちの子ってリーダーシップあるじゃん」とか「お兄さんよりお姉さんが好きなんだ」とか「全然、人見知りしないじゃん」とか人との交流で気づくこともあると思います。
友だち同士のつながりや人と集団であそぶ楽しさを「BUB RESORT」では、伝えていきたいです。
「BUB RESORT」 の目指す未来
ーー 「BUB RESORT」さんで働こうと思ったきっかけを教えてください。
もともと自然教育をやりたいと思っていました。
株式会社BUBを知り、子どもたちとたくさんふれあって、自然の大切さやおもしろさを発信していきたいと思い、入社しました。
ーー 入社する前と後で、気持ちの変化はありましたか?
もっとたくさんの子どもたちを笑顔にしたいと思うようになりました。
会社を早く大きくして、より大勢の子どもたちを笑顔にしたいです。
学童の先生をしているときに、いろいろな子どもたちと関わってきました。
両親がいない子、母子家庭・父子家庭の子、持病がある子、障がいのある子、いじめられてつらい想いをしている子、不登校の子。さまざまな子どもがいます。
「BUB RESORT」を大きくして、あらゆる場所にそのような子どもたちも含めて、全員呼びたいと思っています。
今の規模だと、100人程度しか呼べないので。
会社が大きいことによって、できることは増えると思います。
会社が大きくなって、何千人、何万人と関われたらうれしいですね。
ーー 「ひとりでも多くの子を笑顔に」ということなのですね。改めて、今後の展望を教えてください。
関わった子ども全員を笑顔にしたいです!
地球温暖化などの大きなテーマを自分ひとりで解決するのは正直、難しいです。しかし、目の前にいる子どもを笑顔にすることはできます。
自分の力でできることをやる。ただ、それだけです。
お父さん、お母さんのやりたいことをできるご旅行にするというのが「BUB RESORT」の使命だと思います。
「人」との関わりで得られるもの
ゲストファーストのホスピタリティが高い「BUB RESORT Yatsugatake」。
クルーが全力でお客様ひとりひとりに寄り添い、向き合っています。
だからこそ、得られる充足感は何事にも代えがたい宝物になるでしょう。
あなたも週末のお出かけに迷ったら、家族の新たな一面を探しに「BUB RESORT Yatsugatake」に足を運んでみてはいかがでしょうか?
BUB RESORT Yatsugatake(バブリゾート ヤツガタケ) の基本情報
名称:BUB RESORT Yatsugatake
電話:0551-45-9100
住所:山梨県北杜市高根町清里字念場原3545-1-148
公式HPはこちら
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